吉祥寺でFreylekh Jamboree。

本日は急遽中止になったブラスフェスタの代わりの
『急遽決定!!アヒルだ!ワルツだ!おめでと。だ!ベツニ・ナンモ・クレズマーCD3タイトル同時リイシュー記念ライヴ』


今日のFreylekh Jamboreeは楽隊風に大太鼓一つとスネア一つ。

本来のブラスフェスタではホワイエでの演奏予定があり、ドラムセットが設置できない為にこの様な志向になったのですが、今回はかえってこの楽隊風が良かった。勿論ドラムセットがある方が表現が豊富で曲の色を出し良いのだけれど、この楽隊風の不器用な感じは余計な音を排除する音のマイナス効果があって、在るべき必要な音だけが見えてくる様に思う。

今日の演奏は今までとは違う曲の表情が見えたり、皆の音もこころなしかシンプルになっていて内容に幅が出たように感じた。あ、このシンプルっていうのはイコール単純って意味ではなくて、十を見て一を獲る事が出来るって意味です。ちょっと抽象的ですみません。。


そして、梅津和時さん率いるベツニナンモクレズマ−とマイノリティー・オーケストラ。


ベツニナンモクレズマ−流石です!素晴らしい演奏でした。何がって、音が熟している。
この”音が熟す”ってすごく好き。。。単に技術の向上だけではない部分で所謂”味”的な要素。
長年演奏していると誰でも勝手に出るものかと言えば決してそうではないし、本人の気づかない所で形成されていく・・・私の言葉力では表現しきれ無い・・・・のが残念・・・


兎に角、勉強になりました。


マイノリティー・オーケストラって全員19歳?だっけ。これからどうなったとしても、次があるってエネルギーは見ていて気持ちが良いなぁ。。中学生の時にシカラムータを聞いて音楽始めたそうで大熊さんと同じ舞台に立てる事を偉く感激していて可愛かった。


かくいう私も小学生の時に既にRCサクセションで梅津和時を聞いていた。と言うと横にいた梅津さん苦笑。